「面接でCSRの話をする学生はダメ」
「面接で『なぜこの会社を希望するのか』という質問に対して、CSRの話をする学生はダメ」――自分が就職活動をしていた数年前、とある大手日本メーカーの人事の方からいわれた言葉です。説明するまでもないですが、CSRとは「Corporate Social Responsibility」の略称で、日本語では「企業の社会的責任」と訳されます。
その企業が社会的責任を果たすための取り組みであるCSRについて、この人事の方はなぜ面接における志望動機の1つとして持ち出すことを推奨しなかったのでしょうか。
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