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電子部品メーカー大手がPLMとしてArasを使用、製品設計を一元管理製造IT導入事例

米Arasは、電子部品メーカー大手の村田製作所が、グローバル拠点での製品設計と開発環境の変化を一元管理するため、同社のオープンソースPLM「Aras Innovator」を使用していると発表した。

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 米Arasは2015年12月15日、電子部品メーカー大手の村田製作所が、グローバル拠点での製品設計と開発環境の変化を一元管理するため、同社のオープンソースPLM「Aras Innovator」を使用していると発表した。

 今回、村田製作所では、既存のPLMを置き換えた後、エンタープライズPLMのプラットフォームとしてAras Innovatorを導入。導入にあたっては、開発者不在でもカスタマイズが可能であること、ライセンス費用が不要なため、ユーザー数の増加に対して総所有コストを抑えられること、世界各地の新旧拠点で製品・仕様変更の管理ができることなどの点を評価したという。

 導入後は、製品設計や仕様変更に関する情報を容易かつ安全にやりとりするなど、開発および製造拠点間のコラボレーションが効率化したという。また今後、顧客の要求を効率的に管理するなど、顧客サービス向上のためにも活用するとしている。

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