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「設計から製図までチャレンジしてみよう」の巻ママさん設計者がやさしく教える「図面の読み描き超入門」(6)(2/6 ページ)

図面にも触れたことのないような初心者を対象とした、図面の読み方・描き方講座。お題をクリアしながら、解説を読み進めていくことで、いつしか図面の読み描きができるようになる! 今回は、集大成として設計から製図までの一連の作業に挑戦する。

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1.作りたいモノの構想を立てる

 さて、ポンチ絵から図面を描くまでの一連の作業ができたところで、いよいよ今回のテーマに入りたいと思います。

 まずは「作りたいモノの構想を立てる」ですね。さてさて、どんなモノを作りましょうかね? こういうとき、少し落ち着いて部屋を見渡してみると「ここにこんなモノがあったらいいな……」と思うことがあったりします。例えば、こんな放置状態のリモコン類を見たときです。

放置状態のリモコン……
図4 放置状態のリモコン…… ※画像クリックで拡大表示

 リモコンは頻繁に使うものなのでこのまま置きっぱなしでも構わないのですが、まとめて立てておけるスタンドがあれば見た目がスッキリしそうですよね。

 では、次のステップとして、このリモコンを収納するスタンドを設計してみましょう。自作しようと思うと、「他では手に入らない、ちょっとモダンな形にしてみよう」などと考えてデザインを凝りがちですが、凝ったデザインをそのまま形にするのは、作り手にとっては大変な作業になります。今回は“練習問題”ということで、図5のような至ってシンプルな形状で考えていきましょう。

シンプルな形状のリモコンスタンドを考えてみる
図5 シンプルな形状のリモコンスタンドを考えてみる ※画像クリックで拡大表示

 リモコンを差し込む角穴は、3つとも同じサイズにします。これは、片付けの際の煩わしさをなくすためです(空いている穴があれば、そこに放り込んでしまいたくなるのが人情ですから)。そこで、3つのリモコンのうち最も幅と厚みのあるリモコンの“収納に関わる最も大きな部分”の寸法を測ります(図6図7)。このリモコンが入れば、残りの2つも無理なく収納できるはずです。

一番幅の広いリモコンをノギスで測る(1)
図6 一番幅の広いリモコンをノギスで測る(1) ※画像クリックで拡大表示
一番幅の広いリモコンをノギスで測る(2)
図7 一番幅の広いリモコンをノギスで測る(2) ※画像クリックで拡大表示

 測り出した寸法をメモに記し(図8)、スタンドの開口部のサイズを決定します。

リモコンの寸法をメモに書き出す
図8 リモコンの寸法をメモに書き出す ※画像クリックで拡大表示

 このリモコンが出し入れしやすい開口部の寸法は、どれくらいがいいでしょうか? あまり大きくてもガタツキそうですから、それぞれの実測数値のプラス10mmで考えてみましょう。

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