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ドイツの造船会社が造船業界向け統合PLMソフトウェアを採用製造IT導入事例

シーメンスPLMソフトウェアは、ドイツの造船会社であるBlohm+Vossが、造船プロセスを最適化するため、シーメンスの統合PLMソフトウェアを採用したと発表した。

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 シーメンスPLMソフトウェアは2015年11月19日、ドイツの造船会社であるBlohm+Vossが、シーメンスの統合PLMソフトウェアを採用したと発表した。

 今回、Blohm+Vossが導入するのは、3D CAD/CAM/CAE統合ソリューション「NX」とデジタル製品ライフサイクル管理ソリューション「Teamcenter」を含む、造船業界向けソフトウェアソリューションだ。オープンアーキテクチャを採用し、新しいソフトウェアの実装やソフトウェアモジュールを随時統合できるもので、進行中のプロジェクトでも、技術的な干渉やデータ損失を受けることなく新しいシステムへ移行できるという。

 Blohm+Vossでは、船舶の設計から建造までをサポートする統合PLMソフトウェアの導入により、スチール構造から設備、エンジニアリングなどの各プロセスを一元化し、造船プロセス全体の最適化が可能になるとのことだ。

 また、NXを活用して製品開発の統合環境を構築・最適化する他、造船業界向けに設計されたソフトウェアモジュールにより、全社的なコラボレーションと同期化を推進し、生産性の向上を目指すという。

 さらに、Teamcenterの手法を活用することで関連情報に瞬時にアクセスし、実証済みの事例を再利用して潜在的なリスクを軽減し、プロジェクトの遅延を回避するとしている。

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