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異常在庫の早期発見に役立つ在庫可視化ツールを発売:製造ITニュース
日立物流ソフトウェアは、倉庫管理システム「ONEsLOGI/WMS」に、日立ソリューションズ東日本の生販在調整・在庫可視化ソリューション「SynCAS PSI Visualizer」を組み込んだ在庫可視化ツール「ONEsLOGI/Visualizer」を発売した。
日立物流ソフトウェアは2015年10月27日、同社の倉庫管理システム「ONEsLOGI/WMS」にオプション機能を追加し、在庫可視化ツール「ONEsLOGI/Visualizer」を発売した。日立ソリューションズ東日本との協業によるもので、在庫の「見える化」に対応した。
ONEsLOGI/Visualizerは、日立ソリューションズ東日本の生販在調整・在庫可視化ソリューション「SynCAS PSI Visualizer」をONEsLOGI/WMSに組み込んだもの。両製品を組み合わせたことで、在庫情報をシームレスに連携し、在庫の可視化・分析を可能にしたという。
同ソリューションでは、倉庫管理システム(WMS)の入出荷実績データと在庫データから、全製品の在庫状況をさまざまな視点で一覧表示する。過去の在庫推移から異常在庫の検出を視覚的に支援するほか、取り扱い部署から製品カテゴリー、個別製品など、ドリルダウンして問題製品を絞り込むことができる。在庫日数などで問題製品を抽出することも可能だ。これらの機能により、大量品目に対しても、過去の在庫推移を基に、異常在庫を早期に発見できる。
今後両社では、在庫情報だけでなく、作業情報(荷役情報)や配送情報への適用も視野に入れ、製品の機能強化を進めていく予定だ。
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