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モバイルネットワークを利用した大容量ファイルの転送サービスを開始:製造ITニュース
日立製作所は、M2M向けシステム基盤を迅速に構築する「M2Mトラフィックソリューション」に、大容量ファイルを高速データ転送できる「大容量ファイル転送サービス」を追加した。
日立製作所は2015年10月22日、M2M向けシステム基盤を迅速に構築する「M2Mトラフィックソリューション」に、大容量ファイルを高速データ転送できる「大容量ファイル転送サービス」を追加し、販売を開始した。
今回同社では、LTE通信と独自の高速ファイル転送技術を搭載したゲートウェイ装置を新たに開発。大容量ファイルを安定的に高速転送するサービスを可能にした。これまで移動先で撮影した画像などのデータは、外部媒体で管理・運用していたが、同サービスは移動先からモバイルネットワーク経由で高速データ転送ができる。これにより、業務効率の向上に加え、紛失などの情報漏えいリスクが軽減するという。
さらに、屋外設置に適したゲートウェイ装置もサービスに追加している。高温・多湿・紫外線・振動などのさまざまな外部環境に対応するため、車両などの移動体や屋外でのデータ収集も可能にした。
提供開始は2015年12月25日の予定。マルチキャリアに対応しており、通信事業者が提供するモバイル通信サービスの料金プランから、データの種類や容量、転送頻度などに応じて最適なものを選択できる。
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