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入力端末にAndroidを採用した設備管理業務支援アプリケーションを発売FAニュース

アズビルは、工場の設備管理業務支援アプリケーションの新バージョン「EneKarte R200」を発売した。巡回点検用入力端末に、汎用性の高いAndroidタブレットを採用している。

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 アズビルは2015年10月15日、工場の設備管理業務支援アプリケーションの新バージョン「EneKarte(エネカルテ) R200」を発売した。

 新バージョンは、巡回点検用入力端末を従来のWindowsタブレットから汎用性の高いAndroidタブレットに変更。サイズも従来の7〜12インチから、6インチ以下に小型化している。

 製造現場では、熟練保全作業員の減少や設備老朽化による保全コストの増加により、保全業務の効率化が課題とされている。同アプリケーションは、電子化した作業手順書の参照と点検結果の即時入力が可能で、見逃し防止や異変発見など、日常の点検業務に役立つという。

 また、定期保守の計画、実施予定の通知、交換部品の履歴管理、作業報告書管理により、計画保守に対応できる。故障履歴の管理・集計・分析も可能で、これらの情報を設備管理業務担当者間で共有することで、故障復旧時間の短縮、現場の技術伝承につながるという。

 Android版携帯端末を除く、1システムの販売価格は300万円。従来の日本語版に加え、英語版も追加し、海外の生産拠点や英語を共通言語とする大型船舶でも、効率的な設備管理が可能になるとしている。

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入力端末画面

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