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クルマの動きを路面上の光アニメーションでお知らせ、「自動運転車に最適」:東京モーターショー2015(1/2 ページ)
三菱電機は、車両の動きを道路上に光で描いた図形のアニメーションで伝える「路面ライティング」を開発した。動作音の静かな電気自動車の存在や、ドライバーが必ずしも運転操作していない自動運転車がどのような動きをするのかを、周囲に分かりやすく知らせることができる。
三菱電機は2015年10月23日、東京都内で会見を開き、車両の動きを道路上に光で描いた図形のアニメーションで伝える「路面ライティング」について説明した。「東京モーターショー2015」(一般公開日:2015年10月30日〜11月8日、東京ビッグサイト)で公開するコンセプトカー「EMIRAI3 xDAS(イーミライスリー エックスダス)」に搭載し、来場者が体験できるようにする予定だ。
路面ライティングは、夕暮れから夜までの間を対象に、車両に搭載したLEDやレーザーなどの光源を使って、ドア開け、前進や後退といった車両の動きを周囲の車両やドライバーに分かりやすく知らせるシステムだ。路面上に、車両の動きをイメージさせる図形をアニメーションで大きく表示するので、直感的に理解しやすい。
前進を知らせる「路面ライティング」。(左)エンジン始動と同時に、車両の左右に光のラインが投影される。(右)シフトノブをDポジションに変更すると、車両の前方に走行路の幅と進行方向を示す図形に変化する(クリックで拡大)
後退を知らせる「路面ライティング」。(左)エンジン始動と同時に、車両の左右に光のラインが投影されるのは前進と同じ。(右)シフトノブをRポジションに変更すると、車両の後方に走行路の幅と後退する方向を示す図形に変化する(クリックで拡大)
「路面ライティング」のドア開けのデモ(クリックで再生)
「路面ライティング」の前進のデモ(クリックで再生)
「路面ライティング」の後退のデモ(クリックで再生)
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