メタセコでとぐろ巻いてみたぞーい:3D CG はじめの一歩(5/7 ページ)
3D CG初心者がMetasequoiaでモデリングに挑戦! あのノスタルジックな形状を作ってみました。今回の記事で「3D CG食わず嫌い」からの卒業です。
そして、とぐろへ
それでは、ウォーミングアップしたところで「おばか祭」でもおなじみの「物体X」を作っていきます(関連キーワード:「春のおばかモノづくり祭」)。
グロテスクなものではなく、昔のアニメに出てくるような、ほのぼのした感じの「物体X」のとぐろを作りたいと思います。
先ほどのテクニックを応用して作っていけそうです。ただ今回は球ではなく、円すいを使います。XYZ座標は0、0、0でセットしてみました(画像左下)。円すいの半径は100、高さは200でデフォルト値のままです。
「F2」で「上面」に向けます。また側面っぽいのですが……、気にせずに。
次に、「ナイフ」で形状をざっくり小分けにします。物体Xの山と谷の基になる線を作ります。
「ナイフ」を選択してから、Shiftキーを押しながら(Shiftを押さないと角度は固定されません)切り分けたい箇所を真一文字にドラッグすると、図のように1本線が入ります。場所は適当で大丈夫です。真正面から一直線に切り込めば、円すいの周全体が切られます。
「拡大」を使って谷になる部分を縮めたり、上側の山を調整したりします。最初のお題での「移動」の作業のように「範囲」で伸び縮みさせたい線を選びます。
ここではハンドルの黄色い四角(中央)を横方向にドラッグします。赤い四角(X軸)だと全周が縮まずにいびつになってしまう場合があります。
とぐろのピッチは「移動」を使って整えます。さらに、てっぺんの角を「移動」で少し横にずらして、「それっぽく」しましょう。
ひとまず、非常にカクカクした基本形状ができました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.