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自動車業界の出展が減ったCEATEC、それでも自動車関連展示は注目の的:CEATEC 2015 フォトギャラリー(3/4 ページ)
ここ数年会場を盛り上げてきた自動車メーカーやティア1サプライヤの出展が、前回よりも少なかった「CEATEC JAPAN 2015」。それでも自動車関連の展示は多数あり、多くの来場者を集めていた。
センサーで何を検知するのか
太陽誘電のコックピット展示……? というよりも、シート展示。シート内にエアバッグ付きセンサーが組み込まれている。そのセンサーには、同社の圧電圧力波センサー「AYA-P」が用いられていて、エアバッグの安全な展開に必要な乗員の正確な着座位置の検知や、呼吸のセンシングによるドライバーのモニタリングなどが可能になるという(クリックで拡大)
村田製作所の「AR ADASコントローラー」。ヘッドアップディスプレイにAR(拡張現実)として表示される警告表示の詳しい内容が知りたいとき、ARを指させば、ステアリングの上側に設置されているモーションセンサーモジュールが検知して詳しい情報を表示するというもの。ドライバーに無制限に情報を見せても、何が重要か分からなくなることを考えると、こういったシステムも必要になるかもしれない(クリックで拡大)
(左)オムロンの自動車関連ソリューションの展示。(右)同社が独自に開発したレーザーレーダーと現代モービス提供の車載カメラを組み合わせたセンサーモジュールを搭載しており、車両前方の歩行者を検知して左側のディスプレイにその結果を表示している。右側のディスプレイに表示されているのは、同社が扱っている、交差点における車両や歩行者の状況を路車間通信で自動車に知らせるカメラベースの路側装置からの情報である(クリックで拡大)
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