もはや説明する必要がないほど、ドイツVolkswagen(フォルクスワーゲン、以下VW)の問題が話題となっています。あらためて説明すると、先日同社のディーゼルエンジン「EA189」のエンジン制御システムに、米環境保護局(EPA)が定める排出規制を不正に回避する機能を持ったソフトウエアを搭載して販売していたというのが事の発端です。
その後の詳細な動きは省きますが、VWに数兆円ともいわれる多額の制裁金が科される可能性や世界の自動車業界全体への影響などなど、この余波がどこまで及ぶのか、その底がいまだ見えぬほど大きなスキャンダルとなりました。
この問題を見て頭をよぎるのが、つい最近話題となったいわゆる「東芝の不正会計問題」です。
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