「工場の爆発事故誘因」が“簡単なお仕事”になる時代に
名古屋工業大学で開催された「制御系サイバーセキュリティ・ワークショップ」の取材に伺ってきました。
電力プラントや化学プラントなどでは、機器の監視や制御などに制御系ネットワークシステムを活用しています。現在これらのシステムにもサイバー攻撃の危機が迫っています。今回のワークショップでは、プラントが実際にサイバー攻撃を受ける様子を示すデモなどとともに、参加者が実際にサイバー攻撃を受けたときにどう対応するかということを実際にグループで考えて対応する「サイバー演習」などを行いました。その様子を見て、あらためてサイバーセキュリティ対策は真剣に取り組まなければならない問題だと感じました。
まず、驚かされたのが工場内システムへの侵入の容易さです※)。
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