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「人生の夏休み」を車両製作にささげる学生たち モノづくり総合版メルマガ 編集後記

クルマと向き合う学生を見て心が洗われた話。

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 この記事は、2015年7月30日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


「人生の夏休み」を車両製作にささげる学生たち

 この1カ月、学生フォーミュラの発表会や工学院大学の新ソーラーカー発表などを通して、車両製作に精を出す学生たちに触れる機会がありました。

 大学生活は、よく「人生の夏休み」といわれます。授業も好きに選べて、アルバイトで小金もあり、お酒も飲めるが、社会人ほどの責任はない……。私もほんの3年前まで大学生でしたが、この長い長〜い“夏休み”を「これでもか!」というほど遊び倒しました。

 当然、周りの友人らも似たような人種が集まっていたので、学生フォーミュラの発表会ではじめて“クルマを作っている学生”に出会った時は驚きました。思わず「こ、これを学校に通いながら作っているの?」と当たり前の質問をしてしまったほどです。「学校が終わってすぐに部室に行き、チームで話し合いながら作っています。休みの日も毎日です」(茨城大学IUR・増谷友さん)との回答をもらい、思わず「ゆとり世代がダメとか言ってるヤツ出てこい!」と世間に訴えたくなりました。あ、私のような人間を指して言っているのか……?

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