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IARシステムズ、ルネサスのIoTプラットフォームにツールを提供組み込み開発ニュース

IARシステムズがルネサス エレクトロニクスのIoT機器向けの設計基盤「Renesas Synergyプラットフォーム」に同社コンパイラ/デバッガを提供する。

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 IARシステムズは2015年6月17日、ルネサス エレクトロニクスのIoT機器向けの設計基盤「Renesas Synergyプラットフォーム」に同社コンパイラ/デバッガを提供すると発表した。

 Renesas Synergyプラットフォームは動作保証されたソフトウェアパッケージ「Synergy Software Package(SSP)」や新開発のMCUファミリ「Renesas Synergy MCU」、ツールキットなどで構成され、MCUはARM Cortex-M0+コアあるいはARM Cortex-M4コアを搭載し、「S1」から「S4」までの4シリーズを展開する。

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Renesas Synergyプラットフォームの構成イメージ (出典:ルネサス エレクトロニクス)

 開発環境として用意されるEclipseベースの統合ソリューション開発環境(ISDE)は、GNUあるいはIARシステムズのCコンパイラに対応しており、開発時間の短縮化も同時に実現される。「エンジニアが貴重な時間を割いて、初期段階のペリフェラルドライバや複雑な通信スタックを記述する日々は終わりました」(ルネサス エレクトロニクス 執行役員 Ali Sebt氏)

 「Renesas Synergyプラットフォームを使えば、基本的な機能からビルドする必要なく、ソフトウェアAPIレベルから設計を開始することが可能です。さらに、IARシステムズのパワフルなビルドツールと共に提供することで、最大限のパフォーマンスを発揮する多様な製品を生み出すことができます」(Ali Sebt氏)

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