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原価低減に欠かせない科学的アプローチを学ぶ【前編】実践! IE:磐石モノづくりの革新的原価低減手法(7)(2/4 ページ)

革新的な原価低減を推進していくための考え方や手法について解説する「磐石モノづくりの革新的原価低減手法」ですが、今回からは「原価低減推進のために必要な科学的アプローチの手法」についてお伝えしています。今回は主に「三現主義」と「PDCAサイクル」について解説します。

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分析と改善のサイクルを回すための基本ステップ

 次に示す「改善のステップ」(図2)は、分析と改善のサイクルを回すための基本的なステップです。この際、最善の結果を生み出す良い作業システムに改善していくためには、個々の改善技法よりも、全体としてどのような考え方で進めるかという“志向”が大切です。“志向”とは、「実現しようとして、意識がいつも対象に向かっていること」を意味します。重要なことは、まず“志向”を決め、個々の考え方を、その“志向”に合致させることです。


図2−1:「改善のステップ その1」(クリックで拡大)

図2−2「改善のステップ その2」(クリックで拡大)

 全体的な戦略のミスは個々の戦術でカバーをすることはできません。個々の考え方、“思考”は、極めて属人的なものですから、本人の考え方、やる気、技能などによってそのパワーが決まってしまいますし、方向性もさまざまです。そのため、「改善のステップ」を自分のものにする前に、まず全体の方向性を示す“志向”を踏まえ、その上で個々の“思考”を持つことが、改善による成果を拡大する決め手となります。

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