2階層の設定操作モードを採用したデジタル圧力センサーを発売:FAニュース
パナソニック デバイスSUNXは、電気・電子、半導体、自動組み立て業界など向けに、デジタル圧力センサー「DP-0シリーズ」を発売した。RUNモードと詳細設定モードの2階層の設定操作モードで、操作性が向上した。
パナソニック デバイスSUNXは2015年5月11日、デジタル圧力センサー「DP-0シリーズ」を発売した。電気・電子、半導体、自動組み立て業界などでの用途に向ける。
DP-0シリーズは、RUNモードと詳細設定モードの2階層の設定操作モードを採用。しきい値設定やゼロ調整、キーロックの設定・解除など、普段の操作はRUNモードで、センサーを稼働させる基本的な4つの設定は詳細設定モードで操作できる。
奥行きのサイズは、従来比約41%短寸化した24.9mmで、本体質量は従来比約38%減の約25gとなっている。コンパクトで軽量な設計により、狭いスペースにも組み込みが可能で、ロボットアームの可動部などへの負担も軽減できる。
ラインアップは、低圧タイプの「DP-001Z」(NPN出力)、「DP-001Z-P」(PNP出力)と高圧タイプの「DP-002Z」(NPN出力)「DP-002Z-P」(PNP出力)の4種。定格圧力範囲は、低圧タイプが−100.0〜100.0kPa、高圧タイプが0.000〜1.000MPaとなっている。標準価格は7000円(税別)。
FAメルマガ 登録募集中!
MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 感圧センサーで、「もぐらたたきみたいな(?)ゲーム」を作ってみた
頭の中のアイデアを「Arduino(アルドゥイーノ)」で実現!! 筆者と一緒にモノづくりの喜びや難しさを体験・体感してみよう。連載第10回では「感圧センサー」を使って、もぐらたたき風のゲームを作る! - 最新センサーデバイスが変える予防安全システム
地球温暖化による気候変動や、原油の高騰に起因するガソリンの値上がりなどにより、現時点における自動車の新技術開発の方向性は、CO2削減や燃費向上につながる“エコカー”に注目が集まっている。しかし、1トン以上の重量で高速走行する自動車にとって、事故回避や事故の被害を低減するための安全システムも、エコカーと同じく重要な技術開発項目である。そして、安全システムのキーデバイスといえるのが、人間の見る、感じるための感覚器官に相当するセンサーである。 - Androidアプリ開発に欠かせない、外部機器とセンサー
今回は「外部機器」と「センサー」についての演習問題に取り組む。これらと連携することで、GPSと連動した地図表示、加速度センサーを用いたゲームなどを容易に実現できる。 - マイコン・システムでどんなことができるのか?
フリースケールの「DEMOQE128ボード」によるマイコン制御の基礎を解説。3軸加速度センサを使ったサンプル開発にも挑戦!! - ガソリンエンジン制御の主役「EFI」と「ESA」
今回はピストンの往復運動を回転運動に変える「レシプロエンジン」と代表的な2つの「エンジン制御システム」について解説する