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ARMマイコンからのPWM出力でLEDを“ボヤっと”光らせる「mbed」で始めるARMマイコン開発入門(8)(2/3 ページ)

デジタルの出力は本来「0」か「1」ですが、PWM出力を用いれば疑似的なアナログ出力を得ることができます。ARMマイコン「LPC1114」を使って、LEDを“ボヤっと”光らせてみたり、サーボモータの制御に挑戦してみましょう。

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回路図とブレッドボードへの実装

 それではブレッドボードに動作を確かめるための回路を実装していきます。下の図6が回路図です。

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(図6)

 LPC1114NF28のdp1に330Ωの抵抗を介してLEDのアノードに接続します。LEDのもう一方のカソードはグランドに接続します。

 次の図7がブレッドボードに上記回路を実装した図です。

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(図7)

 ブレッドボード下の緑の基板が書き込み器(秋月電子通商の「FT232RL USBシリアル変換モジュール」)です。この変換モジュールから電源を取り出しブレッドボードの回路で利用します。ブレッドボードの(19 G)がグランド、(24 G)から+3.3Vが取り出せます。それらをブレッドボード右の電源ラインに接続しています。また(19 C)がTXD、そして(23 C)がRXDとなっています。それらをLPC1114のRXDおよびTXDに接続しています。

動作確認

 先に述べたようにPWMは疑似的にアナログ出力を得る方法にほかなりません。このデューティ比を変えたところで、実際には発光ダイオードの明るさが変わったわけではないのです。ある周期で点灯している時間と消灯している時間が変わっているだけなのです。これが人間の目には、この繰り返しの周期が十分早いために発光ダイオードの明るさが変化しているように見えるのです。人間の目はある意味、ローパスフィルターの役割を果たしているのかもしれませんね。

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