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人との協働作業が可能な高可搬タイプの協働ロボットを発売FAニュース

ファナックは、人との協働作業が可能な緑のロボット「CR-35iA」を発表した。人が触れると安全に停止するため、安全柵を必要とせず、人との協働作業もできる。

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 ファナックは2015年3月26日、人との協働作業が可能な緑のロボット「CR-35iA」を発表した。人とロボットが協働で作業することで、重量物の搬送や部品の組み付けなどの作業効率の向上が可能だという。

 CR-35iAは、世界初とされる35kgの高可搬タイプの協働ロボット。同社が独自に開発した安全機能により、人が触れると安全に停止するため、安全柵の必要がない。本体には緑色のソフトカバーを採用し、衝撃を和らげることが可能だ。また、センサー・ソフトで人の挟み込みを防止する。

 さらに、同社の従来ロボットと同様、内蔵ビジョン「iRVision」などの知能化機能も使用できる。安全面では、JIS B8433-1と同等の国際規格ISO10218-1適合の安全認証を取得している。

 同社では、従来は人のみで行っていた作業をロボットに手助けしてもらうことで、生産効率の向上と省人化が可能になるとしている。

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