ブロッコリー祭りは無事に回避!? 「第2回 3Dモデリングコンテスト」結果発表!:3Dモデリングコンテスト(2/4 ページ)
「勝手にご当地キャラ」「キッチン」「メガネデザイン」の3部門で展開してきた「第2回 3Dモデリングコンテスト」の結果を審査員からの評価コメントを添えて発表します。平野レミさんが審査員ということで、当初、ブロッコリー作品ばかり集まる展開で事務局を悩ませましたが、最終的には素晴らしいアイデアやコンセプトの詰まった作品がずらり! ぜひご覧ください!!
「キッチン」部門 優秀作品は?
続いては、料理愛好家で知られる平野レミさんが審査員を務めたキッチン部門の発表です!
今回、キッチン部門は130データと最多エントリーの部門となりました。予想通り、ブロッコリーネタが先行しましたが(笑)、締め切りが近づくにつれて「これは!」と思える本気の作品が数多く投稿されました。本当にブロッコリーだらけにならなくてよかった……。
ということで、激戦のキッチン部門を制した優秀作品は……、
コバンパパさんの「おにぎりボウル&スタッキング・ザル」です!!
おめでとうございます!。
「キッチン」部門 優秀作品
【作品名/作者】おにぎりボウル&スタッキング・ザル/コバンパパさん
【作品の説明】
料理の下ごしらえで使いやすいように、材料を入れたまま重ねられます。おにぎりのような三角形なので、混ぜやすく流し込みやすいのが特長です。しまう際は、コンパクトに重ねられます。ザルは、果物などの水切りにいかがでしょうか。
審査員からのコメント
お見事! 狭いキッチンカウンターで料理の下ごしらえをすると、すぐに材料でいっぱいになってしまいます。材料を入れたお皿を横に広げるのではなく、縦に積めば問題は解決ですね! 素晴らしいアイデアだと思います。収納時にはコンパクトにしまえるのもうれしいですね。洗い物をするとき、プラスチックだと油が取れにくいので、ステンレスで作れるとさらに便利かもしれませんよ(平野レミさん)。
「キッチン」部門 第2位、第3位は?
続いて、キッチン部門 優秀作品賞を逃した第2位と第3位の作品を見てみましょう。第2位は、来ました! ブロッコリーネタ(笑)。309さんの「Broccoli Plate」です。ブロッコリーの存在感を最大限引き出せるであろうお皿なのですが、“世界”を表現したアート作品にも見えてきますね。
この作品に対し、さすがは平野レミさん! 次のようなコメントが寄せられています。
一見冗談みたいに見えるけど、実はこれ、ブロッコリーだけじゃなくて、切り分けるのが難しい食材を固定するのにとってもいいアイデアだと思います。例えば、骨付きのチキン。フォークとナイフでお肉を切り分けるとき、お肉がすべって切りにくいですよね。このプレートがあれば、お肉が固定できるので、切り分けるのがとっても簡単! それと、自分でご飯を食べられるようになった小さな子どもにも便利です。小さな子どもって、カトラリーを上手に使えず、お皿からご飯が飛び出てテーブルの上がぐちゃぐちゃになっちゃうけど、この突起に食材を固定すれば、子どももご飯を食べやすいと思いますよ!(平野レミさん)
さらに3Dモデラボ事務局からは、
他にもブロッコリーネタ(作品)はいくつもありましたが、野菜をお皿に置くだけで風景のように見えるのはとてもいいアイデアだと思いました。人が立ったり、座ったりしている感じも芸が細かいですし、調味料や他の具材で違った風景にもできるところも好きです。このお皿1つでいろんなイメージがわくので、とてもすごいプロダクトだなと思います(3Dモデラボ事務局)。
との評価がありました。
そして、キッチン部門 第3位は、またまた309さんの作品「Smile Chopsticks」です。実はこの作品、3Dモデラボ事務局の女性メンバーから大好評でした。食べやすい、食べにくいという次元の話ではなく、“笑顔を作れる箸”というコンセプトが女性の心をつかんだようです。
平野レミさんからは、
面白いアイデアですね〜〜〜!! 「笑顔でご飯を食べましょう」って、ステキなメッセージだと思います。普段これでご飯を食べるのは難しいかもしれないけど、いつも怒ってばかりいる人にプレゼントすれば、ユーモアと一緒に気持ちを届けられるので、コミュニケーションの道具としてもとっても素晴らしい作品だと思います!(平野レミさん)
といったコメントをいただきました。
というわけで、キッチン部門の結果(上位10作品)はご覧の通りとなりました。
キッチン部門 上位10作品
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