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ボードなしでも組み込みソフト開発、ブライセンがシミュレータ:組み込み開発ニュース
ブライセンがVisual Studio環境で動作する評価ボードシミュレータを提供する。「AKI-H8/3052F」などをターゲットとし、実機やICEのない環境でもコーディングやデバッグが可能となる。
ブライセンは2015年4月1日、Visual Studio環境で組み込みソフトウェアのコーディングやデバッグなどを行える評価ボードシミュレータ「AKI-H8/3052Fシミュレータ」を近日中に提供開始すると発表した。
このシミュレータはH8搭載のマイコンボード「AKI-H8/3052F」などをターゲットとし、Visual Studio上で評価ボードのハードウェアをシミュレートできる。実機やICEのない環境でもコーディングやデバッグが可能となるため、開発効率の向上を期待できる。
動作環境はOSがWindows 7以降、 Visual StudioがExpress以上。ターゲットとなるボードについては今後も追加される予定だ。
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