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インドネシアに乗用車の組み立て工場を新設、ASEANの主要生産拠点へ工場ニュース

三菱自動車工業と三菱商事は、インドネシアに新工場を建設すると発表した。2017年4月に操業を開始し、新たに開発する小型MPVや新型SUV「パジェロスポーツ」などの乗用車を生産する。

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 三菱自動車工業と三菱商事は2015年2月27日、インドネシアの現地パートナーであるPT Krama Yudhaと共同で、新生産合弁会社の「ミツビシ・モーターズ・クラマ・ユダ・インドネシア」(以下、MMKI)を設立すると発表した。合弁化は同年3月の予定で、同国の首都ジャカルタから東に37kmに位置するGIIC工業団地に新工場を建設するという。

 現在インドネシアは、世界第4位の人口を有し、経済成長と共に需要増加が期待される市場となっている。3社では、その成長を取り込むため、これまでの小型商用車中心から、乗用車への展開拡大を進めていくという。

 今回新たに建設する工場では、従来の生産車種「COLT(コルト)L300」などに加え、新たに開発する小型MPV(多目的車)や、新型SUV(スポーツ多目的車)「パジェロスポーツ」などの乗用車を生産する。生産した車両の一部はASEAN各国にも輸出する予定で、これによりインドネシアは、タイに続くASEANの主要生産拠点となる。

 MMKIの資本金は約200億円で、新型車開発費を含めた総投資額は約600億円になるという。工場の操業は2017年4月の予定で、生産能力は年16万台、従業員数は2018年3月に約3000名になるとしている。

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