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ソニーのメガネ型デバイス「SmartEyeglass」、開発者向け提供開始:組み込み開発ニュース
ソニーがメガネ型ウェアラブルデバイス「SmartEyeglass」の開発者向け先行版を3月に販売開始する。同社では2016年内に一般市販を開始する計画だ。
ソニーは2015年2月17日、商品化に向けた開発を進めているメガネ型のウェアラブルデバイス「SmartEyeglass」の開発者向け先行版「SmartEyeglass Developer Edition(SED-E1)」を3月10日より販売開始すると発表した。価格は10万800円(税込)。
SmartEyeglassはメガネ型の本体に情報を投影する薄型レンズとカメラ、マイク、各種センサー(加速度センサー、ジャイロ、電子コンパス、照度センサー)を搭載。レンズを単眼・単色式としたこともあり、低消費電力と高輝度、さらには本体重量は約77g(メガネ部のみ重量、コントローラー部は約44g)という軽量化も実現している。
Android端末との連動を前提としており、Android端末へインストールしたアプリによって「歩行中にナビを見る」「料理中にレシピを表示させる」などの利用が可能とされている。2015年1月に開催された展示会 2015 International CESでは倉庫でのピックアップや整備工場でのメンテナンス支援など、業務用での利用も紹介された。
先行公開されていたSDKはSED-E1の販売にあわせて正式版に更新され、同社では2016年内に一般ユーザーや法人顧客にSmartEyeglassを提供するとしている。
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