医療分野の進化を陰で支えるエレクトロニクス技術：医療機器 メルマガ 編集後記

縁の下の力持ち

[村尾麻悠子，EE Times Japan]

　この記事は、2015年2月2日発行の「医療機器 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。

医療分野の進化を陰で支えるエレクトロニクス技術

　最近、半導体技術/エレクトロニクス技術関連の展示会に行くと、医療/ヘルスケア向けの用途が示されていることが増えてきました。

　例えば、センサーネットワークでは、これまでは温度や振動、騒音などを計測してデータをスマートフォンに送る、といったアプリケーションが紹介されることが多かったのですが、体温や心拍（時には脳波なども）を計測してスマートフォンに送るようなデモが増えています。先日取材した印刷エレクトロニクスの展示会では、フィルムに回路を印刷し、シールのように皮膚に貼れるバイオセンサーが紹介されていました。