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「機能」から「ファッション」へ、2015 CESに見る最新ウェアラブル事情ウェアラブル(3/4 ページ)

未来的な印象と裏腹に一般向けの本格普及は始まっていないともいわれるウェアラブル機器。世界最大規模のコンシューマ向け展示会「International CES」の会場から、「ウェアラブルのいま」をお伝えする。

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高機能化も進む活動量計

 腕にはめるだけで運動量や睡眠状態を測定できる活動量計(アクティビティートラッカー)は、スマートウオッチよりもサイズが細身で腕にはめても違和感がなく、また電池の持ちもよいため利用者の数は増えている。

 とはいえ既に機能面での差別化は難しくなっており、どの製品もできることはほぼ同じとなっている。心拍計を搭載して機能を高める製品も出てきたが、一方では前述したよう、スマートウオッチと同様に外見での差別化が始まっている。

 またさらなる多機能化も各社が取り組んでおり、シンプルな腕輪型の形状から、ディスプレイを備えて活動量や時刻を表示、またスマートフォンからの通知を受けることができる製品も出てきている。すなわち活動量計の「スマートウオッチ化」が始まっている。

 2015 CESの会場ではスマートウオッチと活動量計はそれぞれ別々のゾーンで展示されていたが、一部のメーカーは既に両方の製品を用意している。「腕にはめるウェアラブル製品」として、両者の垣根はだんだんと無くなりつつあるようだ。

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Fitbitの「ChargeHR」。差別化のため心拍計を搭載し機能を高めた
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同じくFitbitの「Surge」。スマートフォンからの通知や音楽コントロールなどの機能を備えており、機能的にはスマートウオッチと変わらない
photophoto iFITの「DUO」。片面はアナログ型腕時計だが、時計部分を裏返すと活動量計として使える
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RIBXの「EV95」はタフネスボディのスマートウオッチだが、アクティビティートラッカーの機能も豊富
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MyKronozの腕にはめるウェアラブル機器のラインアップは豊富。スマートウオッチもある

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