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プログラマブルSoCで実現する先進運転支援、ザイリンクスが披露オートモーティブワールド2015 開催直前情報

ザイリンクスは「オートモーティブワールド2015」で、プログラマブルSoC「Zynq-7000」を用いた先進運転支援システム向けソリューションを展示する。

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 ザイリンクスは、自動車技術の展示会「オートモーティブワールド2015」(2015年1月14〜16日、東京ビッグサイト)内の「第7回国際カーエレクトロニクス技術展」において、車載グレードに対応するプログラマブルSoC「XA(Xilinx Automotive) Zynq-7000」を用いたADAS(先進運転支援システム)向けソリューションを展示する。

 XA Zynq-7000は、ARMのアプリケーションプロセッサコア「Cortex-A9」をデュアルコア構成で搭載したICで、周辺機能や入出力機能(I/O)をFPGAのように再構成できる。展示ブースでは、Zynq-7000と車載カメラを組み合わせたADASや、ドライバーの視線認識システム、車両検知システムなどのデモンストレーションが行われる。

 また、前回の第6回国際カーエレクトロニクス技術展で披露した、ラジコンカーを利用したADASの1チップソリューションも再び展示される。このデモでは、XA Zynq-7000にXylonのIP(Intellectual Property)を組み込むことで、ラジコンカーに搭載された複数の車載カメラの映像を融合した3Dサラウンドビュー映像を1チップで遅延なく表示していた。XA Zynq-7000は、ザイリンクスにおける車載グレードの28nmプロセス製品の第1弾で、既に一部量産車の車載カメラシステムに採用されているという(関連記事:ザイリンクスのプログラマブルSoC、2014年から量産車の車載カメラシステムに採用)。

 ザイリンクスのブースでは、2014年5月に発表した28nmプロセスの第2弾製品となる「XA Artix-7」も展示される。XA Artix-7は、車載ICの品質規格であるAEC-Q100に準拠するFPGA製品群「XA(Xilinx Automotive) FPGA」の「Xilinx 7シリーズ」内の新製品で、消費電力が低いことを特徴としている。

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