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リチウムイオンバッテリーの安全性をいかに担保するのか材料技術(1/2 ページ)

UL Japanが東京都内で記者説明会を開催。ULのリチウムイオンバッテリーの安全評価に対する取り組みについて説明した。

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 米国の第三者認証機関・UL(Underwriters Laboratories)の日本法人であるUL Japanは2014年11月28日、東京都内でリチウムイオンバッテリー(LiB)に関する記者向け説明会を開催した。説明会にはULの台湾法人であるUL Taiwanのコマーシャル&インダストリアル リサーチ&デベロップメント リサーチ・マネージャーを務めるCarl Wang(カール・ワン)氏が登壇し、同社のLiBの安全評価に対する取り組みについて説明した。

「世界中に存在する全ての主要な規格への対応が可能」

 ULは2014年3月に、台湾に大型バッテリーや防爆設備の試験や認証を行う「大型電池および危険場所設備試験センター」を設立した。同センター内に設置されているUL Taiwanの「バッテリー安全研究試験所」には、バッテリーの内部短絡や熱暴走といった不具合の検証を行う機器をはじめ、各種試験・検証に必要な先進設備が導入されているという。

UL Taiwanのコマーシャル&インダストリアル リサーチ&デベロップメント リサーチ・マネージャーを務めるカール・ワン氏(左)と、UL Taiwanの「バッテリー安全研究試験所」内の設備(右)(クリックで拡大)出典:UL Japan

 ワン氏は「世界中に存在するバッテリーの全ての主要な規格に対応が可能な施設。また、電子機器の防爆に関する規格の試験を行える設備も備えている」と説明した。

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