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あなたの“腰”は必ず守る!! 農作業時のリスク回避に「腰補助用マッスルスーツ」:ロボット開発ニュース(1/2 ページ)
イオンはグループ会社と共同で「アグロ・イノベーション 2014」(会期:2014年11月12〜14日)に出展。ブース内で東京理科大学の小林研究室が開発した「腰補助用マッスルスーツ」の展示デモを披露した。
イオンは、イオンリテールやイオンアグリ創造などのグループ会社と共同で、「アグロ・イノベーション 2014」(会期:2014年11月12〜14日)に出展。ブース内で「腰補助用マッスルスーツ」の展示デモを披露した。
腰補助用マッスルスーツの標準モデルには、ゴムチューブとナイロンメッシュでできた人工筋肉(McKibben型人工筋肉)が左右2本ずつ(計4本)搭載されている。この人工筋肉に5気圧の圧縮空気を送り込むことでゴムチューブが膨張し、ナイロンメッシュの長さ方向の収縮を伴う強い引っ張り力が生まれる。この仕組みを応用して重いモノを持ち上げる際に掛かる腰への負担を約3分の1に軽減。物流、移乗支援、入浴介護などでの利用を想定する。
技術開発は東京理科大学 工学部 機械工学科 教授の小林宏氏とその研究室が担当。製造を菊池製作所が、販売を東京理科大学発のベンチャー企業イノフィスが行う。なお、同年11月11日に、腰補助用マッスルスーツの販売/レンタル開始の正式アナウンスがされたばかりだという。
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