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アールエスコンポーネンツ、“名刺サイズスパコン”「Parallella board」発売:組み込み開発ニュース
アールエスコンポーネンツは米Adapteva製ボードコンピュータ「Parallella board」の販売を開始した。16コアの演算アクセラレータを搭載し、高速な並列処理プログラミングも行える。
アールエスコンポーネンツは2014年11月10日、米Adapteva製ボードコンピュータ「Parallella board」の販売を開始したと発表した。サーバ版、デスクトップPC版、組み込み版が用意されており、価格はそれぞれ1万3500円、1万6600円、2万6700円(税別)だ。
本製品は「名刺サイズ」(同社)のボードに、制御用としてARM Coretex-A9ベースのXilinx製SoC FPGA「Zynq Z7000」(デュアルコアARM、FPGA内蔵)と、Adaptevaの演算用アクセラレータ「Epiphany III 16 core」を搭載しており、UbuntuなどのLinux OSを使用することで高速な並列処理プログラミングを行える。
本製品を複数接続しての並列処理も可能で、同社では物理シミュレーションやビッグデータ解析などに利用できる「名刺サイズのスパコン」と表現している。ボードには1GバイトのDDR3メモリ、ギガビットイーサネット、microSDカードスロットなどを搭載、電源は5V/2Aで、消費電力は5W未満だ。
本製品は2014年11月23〜24日に開催される「Maker Faire Tokyo2014」の同社ブースにて、デモ展示も行われる予定となっている。
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