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スタートアップで働く人のうち、起業・独立を考えているのは1割強:キャリアニュース
ワイルドカードがスタートアップ企業勤務者145名を対象にした調査を発表。スタートアップ企業に転職した人のキャリアステップをめぐる意識を調査している。
創業5年以内のスタートアップ企業で働く人のうち、「起業・独立を考えている」人は1割強にすぎない――。ワイルドカードが2014年9月29日に発表した「キャリアステップ」についての意識調査で明らかになった。
同調査によると、スタートアップ企業で働く人の将来についてのビジョンは、「決まっていない」が37%で最多。「専門性を磨いていきたいと思っている」(32%)、「大きな組織に待遇のいいポストで転職したいと考えている」(13%)、「起業・独立を考えている」(12%)、「今の会社で役員になりたいと思っている」(5%)と続いた。
「スタートアップ企業で働くことを選んだ理由」は、「やりがいや裁量」(31%)が最も多く、「スキルアップ」(27%)、「将来のなりたい姿に近づくため」(21%)という順になっている。
同調査ではこれらの結果を踏まえて、「スタートアップ企業に転職された方は、『起業・独立を考えている』よりも、自身の成長のために、やりがいや裁量のある環境で専門性を身につけ、スキルアップを目指している」とまとめている。
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