ニュース
いすゞとGMがピックアップトラックの共同開発に合意、3世代連続:製造マネジメントニュース
いすゞ自動車とGeneral Motors(GM)は、次世代ピックアップトラックの共同開発で正式に合意したと発表した。3世代連続での共同開発となる。
いすゞ自動車とGeneral Motors(GM)は2014年9月26日、次世代ピックアップトラックの共同開発で正式に合意したと発表した。
いすゞとGMは、過去2世代にわたってピックアップトラックの共同開発を行ってきた。両社のリソースを最大限活用した車両を世界約100カ国以上に展開しており、顧客から高い評価を得ているとしている。
こうした長年の協業による信頼関係をベースに、両社のノウハウや技術などを融合することで、顧客のニーズに応える最適な次世代車を開発する方針。部品の共通化も進め、スケールメリットによるコスト削減も図る。共同開発する次世代ピックアップトラックは、北米(米国とカナダ)を除く世界の主要市場で販売する。
いすゞは、国内市場ではバスやトラックなどを扱う商用車メーカーとしてのイメージが強いが、東南アジアなどの海外市場ではピックアップトラック「D-MAX」や、D-MAXをベースに開発したSUV「MU-X」などを販売している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 三菱自動車がフィアットと提携、小型ピックアップトラックをOEM供給
三菱自動車とFiat Group Automobiles(フィアット)は、三菱自動車の次期小型ピックアップトラックをベースとしたフィアット向け車両の開発/生産に関する覚書(MOU)を締結した。 - ミドリムシからバイオディーゼル!? いすゞとユーグレナが共同開発へ
いすゞ自動車は、バイオベンチャーのユーグレナと共同で、ミドリムシ(微細藻類ユーグレナ)由来の次世代バイオディーゼル燃料の実用化に向けた「DeuSEL(デューゼル)プロジェクト」を始める。 - 大型トラックが時速80km/車間距離4mで自動隊列走行、燃費向上効果は15%以上
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、複数台の大型トラックを時速80km/車間距離4mで自動運転・隊列走行させて、燃費を15%以上向上できる技術を開発した。いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスの大型トラックをベースに製作した実験車両による実証実験にも成功している。