「スマートEV」のワンウェイ方式カーシェア、2014年9月から横浜で運用開始:電気自動車
メルセデス・ベンツ日本、オリックス自動車、アマノの3社は、2014年9月1日から神奈川県横浜市内で、ワンウェイ(乗り捨て)方式のカーシェアリングサービス「スマート ワンウェイ カーシェアリング(smaco)」を開始する。
メルセデス・ベンツ日本、オリックス自動車、アマノの3社は2014年7月24日、同年9月1日から神奈川県横浜市内で、ワンウェイ(乗り捨て)方式のカーシェアリングサービス「スマート ワンウェイ カーシェアリング(smaco)」を開始すると発表した。
smacoでは、メルセデス・ベンツ日本が提供する2人乗りの電気自動車「スマート電気自動車(スマートEV)」を20台用いる。アマノグループが管理する横浜市内全8カ所の駐車場を拠点に、オリックス自動車がカーシェアリングサービスを提供する。まずは2015年3月31日までの7カ月の間サービスを続け、ユーザーの利用状況や要望などを検証する計画だ。
smacoでカーシェアリングするスマートEVは、走行エリアに制限はない。ただし、貸し出しと返却は先述した8カ所の駐車場でしか行えない。また、PCやスマートフォンを使って行う予約の際には、出発ステーションと返却ステーションを指定する必要がある。利用料金は15分当たり200円からとなっており、走行距離による従量課金はない。
国土交通省は2014年3月27日に「いわゆるワンウェイ方式のレンタカー型カーシェアリングの実施に係る取り扱いについて」という通達を発表している。今回発表したsmacoは、この通達に基づいた初のワンウェイ方式カーシェアリングサービスとなる。また、電気自動車を用いていることもあり、横浜市の「横浜・低炭素交通プロモーション」にも選定されている。
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