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日本の若者の望む職場像、「細かい指示を受ける階層型組織」と「自主性を尊重する職場環境」で二極化:キャリアニュース
18〜30歳の35%が「上司から細かい指示を受けるような階層型組織で働きたい」と答える一方、39%が「自主性を尊重する職場環境で自分のペースで仕事がしたい」と回答している。
日本の18〜30歳の「Y世代」は、キャリアについてどのような価値観を持っているのだろうか。人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンが2014年7月8日と15日の2回にわたって、「日本のY世代と仕事観」の調査結果を明らかにしている。
同調査で「どのように仕事を進めたいか、また、どのようなマネジメントを望むか」と尋ねたところ、Y世代の35%が「上司から細かい指示を受けるような階層型組織で働きたい」と答えた一方、39%が「自主性を尊重する職場環境で自分のペースで仕事がしたい」と回答した。
さらに58%は起業に関心を示さず、「生涯を通じた転職回数を0〜2回に抑えられる」と38%が予想。こうした回答を踏まえ、日本のY世代には「保守的でリスク回避型の傾向」があるとヘイズは分析している。
またY世代が就職先を選択する上で重要視する要素については、「楽しさ/社会交流」(52%)、「賃金・福利厚生」(39%)、「会社の知名度」(34%)、「柔軟な就業形態」(30%)、「研修や能力開発プログラムの充実」(20%)という回答が集まった。ヘイズはこうした結果について、「職場で長時間を費やすことを前提に、職場に楽しさも求めている」とコメントを寄せた。
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