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ソリッドモデル作成に特化した製造業向け3次元CADとEdgecam新版CADニュース

エッジキャムが、3次元CAD「Part Modeler(パートモデラー)」と、CAM「Edgecam」の新バージョンをリリース。

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 エッジキャムはこのほど、3次元CAD「Part Modeler(パートモデラー)」の新バージョン「Part Modeler バージョン 2014 R1」と、CAM「Edgecam」の新バージョン「Edgecam 2014 R1」の販売を開始した。

 Part Modelerは、ソリッドモデル作成に特化した製造業向けの3次元CAD。モデリングのカーネルには、世界的に広く使用されているParasolid(パラソリッド)を使用しており、他社CAD/CAMとの互換性を確保している。また、STEP/VISI(.wkf)/SolidWorks(.sldprt)/Solid Edge(.par)/IGES/DXF/DWGなど他のファイル形式にも幅広く対応。

 今回のPart Modeler新バージョンでは、ロフトプロシージャ機能を拡張。ノード数の一致しないものでもロフト作成ができるようになった他、ガイドカーブを利用したスイーププロシージャによるモデリングも可能にした。

photophoto ロフトプロシージャの機能拡張(左)とスイーププロシージャの機能拡張(右)

 その他、サードパーティーによるCADデータのフィレットが検出できるようになり、他CADデータからのフィレット変更が可能になった(一部制限あり)。また、今回のバージョンからモデル内を飛んでいるかのように表示する「フライスルー表示」を搭載。スペースボールなどを利用した表示も可能となった。

photophoto サードパーティーによるCADデータのフィレット検出(左)とフライスルー表示(右)

 一方、Edgecam 2014 R1は、Windows 8タイプのリボンツールバーを搭載し使い勝手を向上。また、前バージョンで好評だった自動化ツール「Edgecam ワークフロー」を、さらにシンプルかつ的確に操作ができるよう改良した。その他、加工者にさまざまな情報をHTML形式にて表示できる加工用工程表「ライブジョブレポート」を新たに搭載。携帯電話機やタブレット端末からの工程表の確認を可能にした。

photo
Edgecamの特長である自動化ツール「Edgecam ワークフロー」を機能強化。リボンツールバーでステップごとにタブ分けされているため、左から右に従って作業していくだけで、ファイルの読み込みからNCデータ作成まで簡単に作業が完結できる

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