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指の種類や関節まで検出可能に――「Leap Motion V2 β」を開発者向けに公開モーションセンサーデバイス

米Leap Motionは、3Dモーションセンサーデバイス「Leap Motion Controller」の新しいトラッキングソフトウェアのパブリックβ版「Leap Motion version 2.0 Beta(Skeletal Tracking Beta)」を開発者向けに公開した。

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Leap Motion

 3Dモーションセンサーデバイス「Leap Motion Controller」を開発・販売する米Leap Motionは2014年5月28日、Leap Motion Controller用の新しいトラッキングソフトウェアのパブリックβ版「Leap Motion version 2.0 Beta(Skeletal Tracking Beta)」を開発者向けに公開した。

 新バージョンでは、従来の機能を踏襲しながらも、追跡性の向上とより詳細な追跡情報の取得を実現した。これまで「指先」「手のひら」のトラッキングしかできなかったものが、指や手の“全ての関節”が検出可能となり、より細かな手の形状や動きを検出できるようになった。

Leap Motion version 2.0
「Leap Motion version 2.0」のハンドモデル

 さらに、右手、左手、指の種類の認識も可能。指を開いていたり、握っていたりしていても、センサーから隠れている指の状態を高精度に推定し、常時5本の指を検出し続けられるという。これにより、「Pinch(つまむ)」「Grab(つかむ)」といった細かな手の動作も正確に捉えられるようになった。

指・関節
(左)Pinchの検出/(中央)Grabの検出/(右)手が重なっている状態の検出

 なお、ソフトウェアや詳細な情報は、Leap Motionの開発者向けポータルサイトから入手できる。

動画 Leap Motion V2 Tracking Developer Beta - Demo

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