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プジョーの新型「308」がフルタンクから1810kmを走破、燃費は35.2km/l:エコカー技術
PSAグループのPeugeot(プジョー)ブランドは、間もなく欧州市場で発売する小型車「308」の燃費計測テストの結果を発表した。スペインのサーキット場で、燃料満タンの状態から32時間以上走行を続け約1810kmを走破。燃費は35.2km/lとなった。
PSAグループのPeugeot(プジョー)ブランドは2014年3月18日(欧州時間)、間もなく欧州市場で発売する小型車「308」の燃費計測テストの結果を発表した。
これは、排気量1.2l(リットル)の直列3気筒直噴ターボガソリンエンジン「e-THP 130」と6段変速マニュアル変速機を搭載するハッチバックタイプの308を使って、スペインのサーキット場「アルメリアサーキット」で走行テストを行ったもの。
燃料満タンの状態から、複数のドライバーが交代しながらサーキットを32時間以上走行し続けたところ、約1810kmを走破することができた。燃料の消費量は51.4lだったので、この走行テストにおける燃費は35.2km/lになる。
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