HOYAサービス、日本語男性音声の新話者「TAKERU(タケル)」を販売:「モヤさま」でおなじみショウ君の後輩登場!?
HOYAサービス 音声ソリューション事業部は、同社Webサイトにてデモンストレーションを先行公開していた、音声合成ソフトウェア「VoiceTextシリーズ」の新製品「VoiceText TAKERU」の販売開始を発表した。
HOYAサービス 音声ソリューション事業部は2013年10月29日、同社Webサイトにてデモンストレーションを先行公開していた、音声合成ソフトウェア「VoiceTextシリーズ」の新製品「VoiceText TAKERU(以下、TAKERU)」の販売開始を発表した。
TAKERUは、さわやかなイメージの若い男性、柔らかく落ち着いた中にも物腰の丁寧さを感じさせる印象などを目指して開発された日本語、男性音声の製品。TAKERUの追加により、VoiceText日本語話者は、テレビ東京の人気バラエティー番組『モヤモヤさまぁ〜ず2』のナレーションでおなじみのエンターテインメント向け男性音声「SHOW(ショウ)」などを含む、男女計7人となる。
TAKERUは、PCに文字を入力するだけで音声ファイルを作成できるナレーション/ガイダンス録音向けの「VoiceText エディタ」、放送音源の作成に特化した機能を1パッケージ化した「VoiceText 防災パック」、製品組み込み用の開発キット「VoiceText エンジンSDK」、ネットワーク音声システムに特化した「VoiceText サーバーSDK」の4製品が用意されている。
同社は、音声アシスタントや対話インタフェースなど、音声を用いたサービスおよびソリューションの実現に寄与し、音声コミュニケーションの可能性を広げていきたい考えだ。
なお、VoiceTextシリーズの外国人話者は、英語4人(男女各2人)、中国語2人(男女各1人)、韓国語2人(男女各1人)、スペイン語2人(男女各1人)、イギリス英語1人(女性)、カナダフランス語1人(女性)がラインアップされている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ヒューマノイドロボ「NAO」の日本語能力を高める音声合成エンジン「AITalk」
仏アルデバラン・ロボティクス(Aldebaran Robotics)は、「ROBOTECH 次世代ロボット製造技術展」に出展し、同社の自律型ヒューマノイドロボット「NAO」で新たに強化された日本語機能に関するデモンストレーションを披露した。 - 美少女ゲームのヒロインがあなたの名前をリアルタイムに読み上げる、3DS向け音声合成
エーアイは、同社の組み込み機器向け音声合成ライブラリ「micro AITalk」を、任天堂の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに軽量化し、「micro AITalk for ニンテンドー3DS」として販売する。 - エーアイの音声合成エンジン「micro AITalk」が高機能ポータブルナビに採用
エーアイの音声合成エンジン「AITalk」を組み込み機器向けに小型化した「micro AITalk」が、ユピテルの連携・拡張機能型 高機能ポータブルナビYERAシリーズに採用された。