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オムロン、レンズを内蔵したナット型ファイバユニット2種を発売:FAニュース
レンズユニットを内蔵することでより安定した検出が可能になる。ナット形状による簡単かつ確実な取り付けの実現に加え、保全工数の削減やトラブルの低減にもつながる。
オムロンは2013年10月7日、ナット型レンズインファイバユニットとして、レンズイン透過形の「形E32-LT11N」およびレンズイン反射形の「形E32-LD11N」の新発売を発表した。販売は同年11月1日からで、標準価格はどちらも6000円(税別)。
ナット形状により、簡単かつ確実に取り付けが行える。また、レンズユニットを内蔵することで、より安定した検出が可能。内蔵レンズの開口角を15度と集光することで、同じ投光量でも受光量を大幅に向上できる。さらに、光量差が大きく、埃などのある環境でも長期にわたり安定した検出が可能で、狭い場所での光の回り込みによる誤検出も大幅に低減できるという。
外付けのレンズが不要になるため、振動によるレンズの脱落や紛失への対応、取り付け時のトルク管理なども不要になり、装置の保全工数を削減できる。省スペースを実現する短いヘッドにより、検査対象物との衝突や作業者の引っ掛けなどのトラブル低減にもつながる。
ナット形状のユニットには、ツールフィット構造を採用。取り付け時に工具がファイバ素線に接触しないため、ファイバ素線の引っ掛け・ストレスによる破壊ダメージなどのリスクも低減する。
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