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東芝、モノリシック構造で小型パッケージ化したユニポーラ型ステッピングモータ用ドライバを発表FAニュース

最大定格80Vの高耐圧アナログプロセスを採用し、モノリシック構造を実現したことで、パッケージを従来製品比で大幅に小型化した。

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 東芝は2013年9月27日、家電や産業機器、遊戯機器などに用いられるユニポーラ型ステッピングモータを駆動するための定電流制御型モータドライバ「TB67S14x」シリーズを製品化すると発表した。サンプル出荷は同年12月からを予定。

 TB67S14xシリーズは、同社で新規開発した最大定格80Vの高耐圧アナログプロセスを採用し、モノリシック構造を実現。従来のハイブリッド構造のICに比べて、大幅にパッケージを小型化した。同社の従来品「HZIP25パッケージ」と比べて、実装面積で27%、体積で2%以下に削減した。

TB67S14x
「TB67S14x」シリーズ

 また、同社が独自に開発した電流検出技術(ACDS)を採用することにより、定電流検出用の高精度な外付け抵抗が不要。過熱検出機能、過電流検出機能および低電圧検出機能も搭載する。

 主な用途は、冷蔵庫やエアコンなどの家電機器、ATMやOA機器、FA機器などの産業機器、パチンコやスロットマシンなどの遊戯機器を想定している。

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