日本モレックス、アクティブ光ケーブルソリューション「zQSFP+相互接続システム」を発表:FAニュース
次世代100Gbpsイーサネットおよび100Gbps InfiniBand EDRをサポートし、1レーン当たり最大25Gbpsのデータ速度に対応する。
日本モレックスは2013年9月5日、高密度相互接続アプリケーション用に設計されたアクティブ光ケーブルソリューション「zQSFP+相互接続システム」を発表した。次世代100Gbpsイーサネットおよび100Gbps InfiniBand EDR(Enhanced Data Rate)アプリケーションをサポートする。
主な特長として、14GHzの超高周波において0.8dBの超低挿入損失を示す高速デジタル伝送特性(SI)、エラストマーガスケットおよびメタルファインガーガスケットを備えたスタックコネクタによる電磁波遮断(EMI)特性、および高性能なヒートシンクシステムによる優れた放熱特性を備える。これにより、1レーン当たり最大25Gbpsのデータ速度に対応する。
システムのコンポーネントはSMTコネクタ、および2x1、2×2、2×3のスタックコネクタとケージから構成され、SFF-8665 QSFP28仕様に準拠。現行の10Gbpsイーサネットおよび16Gbpsファイバーチャネルにも対応する。
また、QSFP+フォームファクターと同じ嵌合インタフェースを採用し、現行モデルのコネクタ、ケージおよびケーブルアセンブリとの下位互換性を確保。コネクタ全長は現行のQSFP+コネクタよりも2.20mm長くなっている。
ハブ、サーバ、ルータ、スイッチ、セントラルオフィス、携帯電話インフラストラクチャやマルチプラットフォーム型サービスシステムといった通信機器に加え、サーバやストレージなどのデータネットワーク機器に適している。シングルモードファイバー技術により最長4kmまでの距離をサポートし、データセンターやキャンパス環境での展開も可能だ。
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