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日本ラントロニクス、M2M向け組み込み用Wi-Fiデバイスサーバ「xPico Wi-Fi」発売:FAニュース
24×16.5mmと小型ながら、ネットワーク化に必要なソフトウェアを搭載済み。ソフトAPモードとクライアントモードの同時使用にも対応する。
日本ラントロニクスは2013年9月2日、M2M(Machine to Machine)市場向けの組み込み用Wi-Fiデバイスサーバ「xPico Wi-Fi」の国内販売を開始した。
24×16.5mmと小型チップサイズながら、デバイスサーバアプリケーションとしてフルIPスタックとWebサーバを備える。ネットワーク化に必要なソフトウェアが搭載されているため、機器への組み込みや使用に当たって、ソフトウェア開発やコードの書き込みが不要だ。
また、Wi-FiのソフトAP(アクセスポイント)機能を搭載。APモードとクライアントモードの同時使用に対応しており、xPico Wi-Fiから既存のWi-Fiネットワークへのクライアント接続を維持しながら、自身をAPとしたセキュアなWi-Fiネットワークを確立できる。これにより、スマートフォンやタブレット端末などからWi-Fi経由で直接デバイスにアクセスすることが可能。
スタンバイ時の消費電力は6μA。バッテリー駆動によるモバイル環境での使用に最適な低電力プロファイルを備える。主に医療機器、電力計、自動販売機、セキュリティ関連、FA機器、ロボット、工場・ビルオートメーション、計測機器など、モバイル環境での利用を想定している。
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