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東芝、産業用モータ・変圧器関連子会社2社を合併FAニュース

産業用低圧モータ・変圧器の販売・サービス事業と開発・製造事業に分かれていた子会社2社を合併して事業体質を強化する。

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 東芝は2013年8月22日、産業用低圧モータや変圧機器などを開発・製造する東芝産業機器とその販売・サービスを担当する東芝産業機器システムを10月1日付で合併し、開発・製造から販売までの一貫体制とすると発表した。国内外の市場環境の変化による大幅な需要増が見込んで、業務効率の向上と顧客対応力を強化するのが目的。

 国内市場においては、「エネルギー使用の合理化に関する法律(省エネ法)」が改正され、「トップランナー基準」の対象が産業機器に拡大する。2014年度には配電用変圧器、2015年度には産業モータへ「トップランナー基準」の適用が開始され、省エネ製品への切替えが発生し大幅な需要増加が見込まれる。

 一方、海外の産業用機器市場は中国や東南アジアの新興国の経済発展や、その経済発展を支えるオイル・ガス、鉱山分野などのエネルギー資源分野の堅調な需要が期待でき、継続的な成長が予測されている。

 2社の合併に加え、海外現地法人との連携を強化。グローバル事業展開を加速し、新会社の2020年度の売上高2000億円を目標とする。

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