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画像処理システム市場、3Dロボットビジョン・FAカメラが今後数年で急成長の見通しFAニュース

3Dロボットビジョン市場は、2017年には2012年比7.0倍の80億円規模に。FAカメラ市場は同34.0%増の355億円になると予測されている。

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富士経済

 富士経済は2013年8月13日、画像処理システムの世界市場についての現状と将来展望に関する調査結果を発表した。

 画像処理システム市場は、2012年の4930億円を底として好転していく見通し。2013年には2012年比7.8%増の5315億円、2017年には同43.8%増の7089億円になると予測している。ただし、一部の品目ではメーカーの低価格攻勢が進み、市場への影響が懸念されると指摘。地域別では、特に東南アジア、中南米、アフリカでの需要増加が期待できるとしている。

 画像処理システム市場の中でも、特に成長が期待できるのは、3Dロボットビジョン市場と産業用エリアスキャンカメラ(FAカメラ)市場。3Dロボットビジョンは、欧米では自動車メーカーを中心に導入が進んでおり、今後はアジアでの採用拡大も予想される。2012年は11.5億円規模だったが、2017年には7.0倍の80億円規模になるという。産業用エリアスキャンカメラは、アナログからデジタルへの切り替え需要が増加する見通し。2017年の世界市場は、2012年の265億円から34.0%増の355億円になると予測している。

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