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パナソニック ファクトリー、挿入タクト0.12秒/点の高速アキシャル部品挿入機を発売:FAニュース
挿入タクトは最速値で1点当たり0.12秒。部品供給部の占有面積を従来モデルから8〜10%削減した。線径φ0.4〜0.8mm、挿入ピッチ5〜26mmに対応する。
パナソニック ファクトリーソリューションズは2013年8月1日、プリント基板に電子部品を自動挿入していく高速アキシャル部品挿入機「AV132」を同年7月に発売したことを発表した。部品搭載数が40連のモデルと、連結モード時80連/交換モード時40+40連となるモデルの2製品を用意する。
挿入タクトは最速値で1点当たり0.12秒。部品供給部を固定することで、設備稼働中でもテープスプライシングが可能になり、長時間連続して運転できるようになった。部品供給部の占有面積を従来モデルから8〜10%削減。全域自己補正機能を搭載し、挿入位置全ての2穴を位置認識できる。線径φ0.4〜0.8mm、挿入ピッチ5〜26mmに対応。従来モデルと同様に、26mmと52mmのフィーダーを混載できる。
液晶タッチパネル採用の操作盤で、日本語/英語/中国語の切り替えが可能。部品供給部の部品配置を表示する支援機能、日常保守点検時期のお知らせと作業内容を表示するメンテナンス支援機能を備えている。また、200/220/380/400/420/480Vに対応のグローバルトランスを内蔵し、外付けトランスが不要。挿入エラーに自動対処するフルオートリカバリー機能を搭載しているため、長時間の無停止運転ができるとしている。
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