「テレビに挿すだけ」――スティックタイプの家庭用ゲーム機「GameStick」国内販売へ:これでいつでもワッキャウフフ可能に
ゲッコー・アンド・カンパニーは、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で製品化を実現した、英PlayJam社製のスティックタイプ小型家庭用ゲーム機「GameStick」の予約販売を国内向けに開始した。
デジタル家電商品企画のゲッコー・アンド・カンパニーは2013年7月1日、英PlayJam社製のスティックタイプ小型家庭用ゲーム機「GameStick」の予約販売を国内向けに開始したと発表した。
GameStickは、クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で資金を募り、初日に目標額の10万ドル以上を獲得し、1カ月間で64万7658ドルの資金を5691人の後援者から調達した注目のゲーム機である。
USBメモリの形状に似たGameStickの本体をテレビのHDMI端子に接続し、同梱の専用Bluetoothゲームコントローラにより、ゲームを楽しむことができる。GameStickは、OSにAndroid 4.2(Jelly Bean)を採用しており、一般的なAndroid開発環境と公式SDKを用いて自由にゲームを開発することが可能な他、Google Playにアクセスし、既存のAndroid端末向けアプリケーションを利用することもできる。
ゲッコー・アンド・カンパニーは、海外の通販サイトで直接購入するのが苦手な人や、購入後のサポートのやりとりに不安のある人など向けに、GameStickを並行輸入して、同社独自の保証サービスを付加する形(保証書付属)で、日本国内向けに通信販売を行う。
通常販売価格(税込み、送料込み)は1万2800円で、7月末までに予約注文すると、特別価格の7800円で入手できる。出荷開始は同年8月10日からである。GameStickの他、オプション製品として、追加コントローラ、コントローラのワイヤレス充電が可能なGameStickドック、収納用のGameStickケースなども用意されている。
GameStickの仕様は以下の通りだ。
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