名刺サイズPC「Raspberry Pi」に待望の専用カメラモジュール登場!:フルHD動画撮影が可能に
アールエスコンポーネンツとアライドエレクトロニクスは、ARMプロセッサ搭載の小型コンピュータ「Raspberry Pi」シリーズの専用カメラモジュール「Raspberry Pi HD Video Camera module」を、2013年5月14日に発売した。販売価格は、2400円(税別)である。
工業用電子部品の通信販売会社であるアールエスコンポーネンツとグループ会社のアライドエレクトロニクスは2013年5月17日、ARMプロセッサ搭載の小型Linuxコンピュータ「Raspberry Pi」シリーズ用のカメラモジュール「Raspberry Pi HD Video Camera module」を、同年5月14日に発売したことを発表した。販売価格は、2400円(税別)である。
Raspberry Piとは、コンピュータの開発スキルの発展を促進するために設立された財団「Raspberry Pi Foundation」が、次世代のエンジニアやプログラマ向けに開発した英国生まれの“名刺サイズPC”である。256Mバイト RAM、USBポート×1、LANポートなしの「Model A」(価格:税別 2150円)と、512Mバイト RAM、USBポート×2、LANポートありの「Model B」(価格:税別 2950円)がある。
今回発売された専用カメラモジュールは、サイズが20×25×10mm、重さが2gと小型・軽量でありながら、オムニビジョン・テクノロジーズ製の裏面照射型CMOSイメージセンサー「OV5647」を搭載。フラットリボンケーブルでRaspberry Pi上の15ピン CSI(Camera Serial Interface)コネクタに接続でき、Raspberry Pi側からの指示でカメラとして起動できる。5Mピクセルの静止画の撮影およびフルHD 1080p/30fpsでの動画撮影を実現する。
同カメラモジュールは、オンライン通販サイト「RSオンライン」で購入できる。なお、発売開始に併せて、Raspberry Piでカメラを使用するための設定方法もエンジニア向けコミュニティーサイト「DesignSpark」にて紹介されている。
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