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40万円の3Dプリンタ「CubeX」シリーズを販売開始:植物由来の樹脂も対応
武藤工業は、パーソナル3Dプリンタ「CubeX シリーズ」を販売開始。出力調整作業からオペレーション教育までのセットアップ作業も有償でサポートする。
武藤工業は、米スリーディ・システムズの3Dプリンタ「CubeX シリーズ」3機種を、2013年6月1日より販売開始する。本体価格は39万8000円から。同製品は、入門タイプ3Dプリンタ「3D TOUCH」の後継機種扱い。
CubeXは、造形スピードが3D TOUCHの2倍(最大)だという。ヘッド構造に改良を加え、造形材料を装着しやすいカートリッジタイプに変更した。造形材料は、植物由来成分から生成されたPLA樹脂(ポリ乳酸)16色、ABS樹脂17色から選べる。
本体にはUSBドライブを備え、そこへ直接3次元データをロードできる。
武藤工業が日本語化した操作マニュアルのほか、ドライバーソフト、モデリングソフト(ダウンロード体験版)も備える。
同製品の出荷前には各種の動作確認を実施する検品作業を実施し、作業終了の証として「MUTOH」のロゴマークを付けて出荷する。今回の販売に合わせ、出力調整作業からオペレーション教育までのセットアップ作業のサポートサービスも有償(5万円+交通費実費)で全国展開する。
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