東京マラソンで学んだ「人と人のつながりの大事さ」:心技隊流「未来を創るヒント」(2/2 ページ)
被災地復興支援が目的である中小製造業による部活動「製復支P【陸上部】」のリーダー「らん邊」氏が東京マラソンで実感したのは「人同士が支えたり支えてもらったりして、偉業を成し遂げること」。
私たちが製復支P【陸上部】です
最後に、被災地復興支援が目的である中小製造業による部活動「製復支P【陸上部】」のメンバーを紹介する。中小製造業の方々が部員であり、その活動を支援をするのも主に中小製造業関連の方々だ。もし興味が湧いた方は、心技隊に問い合わせを。
皆さま、製復支P【陸上部】の応援をよろしくお願いします。今年の東京マラソン、らん邊も再び走っちゃいます。今回はこの2人と一緒だから、心強いですね。
去年の今頃は、社内外を取り巻く環境に疲れていたときでした。そんなときにちょうど、enmonoさんや緑川さんにお会いしたのです。会社の業績は悪くなかったのですが、仕事の体質や仕事そのものに、夢や希望が持てなくなっていて、楽しくなくなっていて……。そんな僕にとって、緑川さんや心技隊さんの楽しそうな雰囲気は、本当に衝撃的でしたね。そして、つまらなくなってしまった僕の仕事に、もう一度、夢と希望を与えてくれました。
らん邊さんの出場した東京マラソンがあったのも、ちょうどそんなころでして、僕も応援にいきました。らん邊さんがマラソンを走り切ったとき、僕はものすごく感動しましたし、勇気をもらいました。そして今度は逆の立場で、「皆さんから頂いた勇気や希望や夢を自分からも発信していきたい!」と考えました。「自社を見つめ直し、モノづくりに原点回帰しよう!」という僕の思いへもつながると思いました。
らん邊さんが走っているのを応援していて、「自分もフルマラソン挑戦してみたい!」と、自分の心に小さな炎がともりました。チャリティー枠ということで寄付もできるので、製造業的復興支援プロジェクトにも協力できるし、モノづくりの面々に勇気を与えることもできるかもと考えての参加表明でした。
当時は今より太っていて、「何とかやせたい」と切実に思っていました。趣味で和太鼓をやっていますが、頑張ってたたいてもダメだったし。「この際、マラソンでもチャレンジして体重落とすか!」って。今は週5日、早朝に走っていますが、6.5kmの距離を約35分のタイムで走れるようになりました。朝日を拝みながらのマラソンはホントに爽快そのものです。ただ、練習でヒザを痛めてしまい、おまけに昨年の夏から坐骨神経痛までわずらってしまい、現在は悪化しないようこわごわ練習しています。休まなければいけない日は苦痛です。
おかげさまで体重は約10kg落ちましたが、もうひとまわり細くなりたいです。当日はしっかり完走し、タイムは5時間を切ることが目標です。
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