有楽町ワイン倶楽部で、インタラクティブサイネージの実証実験を展開:Kinect for Windowsセンサーを活用
大手外食企業とIT企業などが参加するオープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(OFSC)のセールスプロモーション分科会は、ダイナックが運営する有楽町ワイン倶楽部で、インタラクティブデジタルサイネージの実証実験を開始している。
大手外食企業とIT企業などが参加するユーザー団体「オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(OFSC:Open Foodservice System Consortium)」のセールスプロモーション分科会は、OFSC会員企業などからの協力を受け、ダイナックが運営する有楽町ワイン倶楽部で、インタラクティブデジタルサイネージの実証実験を開始している。実施期間は、2012年12月3日から2013年1月31日まで。
有楽町ワイン倶楽部の店舗入り口に、マイクロソフトのセンサーデバイス「Kinect for Windows」を搭載した、32インチの大型デジタルサイネージを設置。通常時は、一般的なサイネージとして動画コンテンツなどを配信しているが、人が近づいたことをKinect for Windowsセンサーが検知すると、ワインが注がれる音や談笑する人の話し声の効果音がBGMとして流れ、サイネージ端末の画面が、テーブルの上にワインや料理が並べられていく映像に切り替わる。この変化に興味を持った人が、さらにサイネージ端末に近づくと、ジェスチャー操作により解答できる、ワインクイズが出題される。これら一連の仕組みにより、デジタルサイネージにおけるインタラクティブ性の重要さを検証する。
デジタルサイネージ端末は、「第3世代インテル Core vPro プロセッサー」を搭載する。vProテクノロジーにより、セキュリティ機能と運用管理機能に加え、遠隔地からのリモート制御(診断・修復)を実現しており、運用管理の効率化とコスト低減が期待できるという。
実証実験参加企業は、ダイナック(有楽町ワイン倶楽部)の他、主幹協力企業として、インテル、東京エレクトロン デバイスが参加。その他、コンテック、博報堂アイ・スタジオ、ジャトーが協力企業として、デジタルサイネージ機器、コンテンツ制作、デジタルサイネージシステムの開発協力などをしている。
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