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“つなげる”タイコ エレクトロニクス、今年の特設ステージは「衛星ゲーム」CEATEC 2012 開催直前情報

「CEATEC 2012」におけるタイコ エレクトロニクス ジャパンの展示テーマは『つなげよう、無限の可能性へ』。例年注目を集める特設ステージには、限りなく広がる宇宙を再現した来場者参加型の「衛星ゲーム」を用意している。

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 2012年10月2〜6日の5日間、最先端ITとエレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2012(以下、CEATEC 2012)」が開催される。

 CEATEC 2012の開催に先立ち、アイティメディアが運営するエレクトロニクス系3メディア、EE Times JapanEDN JapanMONOistではCEATEC 2012の特設ページを設け、各編集部が厳選した注目企業の見どころ情報や新製品リリース、速報、イベントリポートなどを多数紹介していく。

 本稿では、2011年からグローバルの新企業ブランド「TE Connectivity」を掲げて、コネクタや保護素子など“つながる”役割を持つ製品を展開しているタイコ エレクトロニクス ジャパン(以下、タイコ エレクトロニクス)の出展内容を紹介する。

>>3メディア合同「CEATEC JAPAN 2012特集」

「衛星ゲーム」は限りなく広がる宇宙を再現

 タイコ エレクトロニクスのCEATEC 2012の展示テーマは、「『つなげよう、無限の可能性へ』〜Connectivity to Infinite Possibilities〜」だ。無限に“つながる”可能性を持つ、同社の世界最先端の製品や技術を、生活家電、電力、ヘルスケア、自動車、航空宇宙、通信ネットワークなどの産業別に分けて披露する。

 同社の展示で、例年注目を集めているのが特設ステージだ。2009年はリニアモーターカー、2010年は恐竜ロボット、2011年は人力ヘリコプターを展示している。2012年の今年は、来場者参加型の「衛星ゲーム」を予定している。限りなく広がる宇宙を再現しながら、『つなげよう、無限の可能性へ』という展示テーマに、「宇宙」と「エコ」を関連付けた演出は必見だ。


タイコ エレクトロニクスの展示ブースのイメージ(クリックで拡大) 出典:タイコ エレクトロニクス ジャパン

 無料公開日の10月6日には、テレビ番組などで知られる学研の湯本博文氏を講師に招いて、「親子で楽しむ環境実験ショー(宇宙の不思議)」を開催する。小学生とその保護者25組を対象にしたイベントで、現在、タイコ エレクトロニクスのWebサイトから参加申し込みを受け付けている。

新たにグループに加わったドイチェ製品も

 産業用機器、通信機器、社会インフラ、環境分野向けにコネクタ製品を展開しているCIS/CD事業本部は、TCO(Total Cost of Ownership)の削減が可能な製造業向けのIndustrial Mini I/Oコネクタや、通信機器向けの各種高速伝送用バックプレーンコネクタやファイバオプティクス製品を展示する。これらの他、スマートフォンやタブレット端末などの携帯機器や、複合機、PC向けのコネクタ以外にも、生活家電に長年利用されている、確実なコネクタのはめ合わせをコンセプトに開発した「Grace Inertia Connector」など、民生用機器向けの製品を用意している。

 自動車向けのコネクタやセンサー部品などを扱う自動車事業本部は、最新の車載情報機器に用いられる高速データ通信に対応する製品や、電気自動車やハイブリッド車の電動システムに対応する高電圧コネクタなどを披露する。航空宇宙向けの製品を扱うエアロスペース事業部は、小型で圧着タイプのコンタクトを持つ10ギガビットイーサネット対応のI/Oコネクタや、「はやぶさ」などに採用された製品を展示する予定だ。

 これらの他、業務用通信機器向け製品を扱うネットコネクト事業部、テレコム関連製品を扱うテレコム統括部、医療機器向け製品を扱うメディカル事業部、保護素子を扱うCPD事業本部、電力機器向けのケーブルなどを扱う電力製品本部、リレーを扱うリレープロダクツ、アプリケーションツーリングを扱うAT Japanの製品が一堂に会するという。

 加えて、2012年4月にTE Connectivityグループの傘下に入った、ドイチェ・ジャパンのコネクタも展示する。同社の製品は、対振動性や防水性に優れており、建設機械や農業機械に最適なことで知られている。

CEATEC JAPAN 2012(CEATEC 2012)

会期 2012年10月2日(火)〜6日(土)
時間 10:00〜17:00
会場 幕張メッセ
タイコ エレクトロニクス ジャパン ブースNo.:7F05


CEATEC JAPAN 2012特集

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