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厳しいこと言わないで、ノリだけでプログラミングもたまにはイイジャマイカプチコンで始めるBASIC新世代育成“虎の穴”(5)(2/4 ページ)

ハカセによるプチコンの概要説明は前回まででおしまい。今回から、いよいよプチコンによる本格BASICプログラミングに挑戦する。まずは、誰もが一度は通った(!?) 懐かしの「じゃんけんプログラム」を作るゾ!

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その“ユルさ”こそBASICらしさナリ!!

 厳密なところのない“ユルさ”がBASICの良さでもあり、悪さでもあるといったところでしょうか。

 ちなみに、1ページ目のサンプルでは省略していましたが、

FOR I=0 TO 5

FOR I=0 TO 5 STEP 1



と記述することもできます。これであれば「Iを1ずつ増やす」ことがはっきりと分かるので、ワンパク君のイメージに近いと思います。

 それでは、初期設定の記述も終わったところで、「じゃんけんの入力」部分に進みましょう。

    @GAME
    INPUT"グー:0,チョキ:1,パー:2";ME
    IF ME<0 OR ME>2 THEN GOTO @GAME 'レイガイ

ハカセ

今回の『じゃんけんプログラム』で使われる変数『ME』は自分の手、変数『ENM』には相手の手が入ると考えれば、大体のことは見えてくるじゃろう。


ワンパク

配列はともかく、変数の定義とか全然しねェーんだナ……。なんだかムズムズしやがるゼ。


ハカセ

その場の思いつきで、新しい変数をジャンジャン増やせるユルさもBASICの醍醐味(だいごみ)じゃぞ。ただ、最終的に自分でも忘れて大変なことになったりもするがの……。


ワンパク

それ結局ダメなんじゃねェーか……?


ハカセ(涙)

そ、そのあたりはじゃな。えーと。つ、つまり、個人の裁量でうまく管理してもらいたいのじゃよ!


インテリ

個人のことはともかくとして……。『@』が付くのは“ラベル”ってことかな。プレーヤーの入力した数が指示通り0〜2の範囲じゃなければ例外処理で『@GAME』に飛ぶ……と。


神崎

IF(もしも) 〜THEN(ならば) GOTO(〜に行け)ってのも、いかにもBASICらしい表現だね。


ハカセ

さよう。まさにBASIC流の読み下しじゃな。日本語BASICではズバリ『モシ〜ナラバ〜ニイケ』と表記されておるところじゃな。『ぴゅう太』、懐かしいわい(遠い目)。


ワンパク

ナ、ナニ!?



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